ぜんぶ二人ではじめて
第14章 そっとギュッと
川原だから、足場が悪い。
「あっ!」
ナナちゃんが石に躓いた。
転びはしなかったが、よろける。
「大丈夫?」
手を差し出す。
「……うん。ありがと。」
きゅっ……
手を握る。
また、ドキドキが駆け足になる。
「もうすぐだよ。」
「?うん。」
カーブを曲がると、
「うわー!すごーい!!」
満開の秋桜!!!
ナナちゃんの笑顔が秋桜に負けてないくらいのキレイさで、俺は一瞬、クラッとした。
こんな可愛い子の彼氏になったんだ、俺……
舞い上がりそうな気持ちを必死で抑えてた。
「ここで、ヤッターって叫んだらダメかな?」
そうナナちゃんに聞いてみた。
「え?…あ…恋人同士になれたから?」
ポッと頬を染める。
「うん。」
「叫んじゃおっか!」
「一緒に?」
「うん!」
「よしっ!せーの…ヤッターーーー!」
「ヤッターーーー!」
二人で叫んで、大笑いした。
すっげー幸せー!!!
神様、ありがとー。
「あっ!」
ナナちゃんが石に躓いた。
転びはしなかったが、よろける。
「大丈夫?」
手を差し出す。
「……うん。ありがと。」
きゅっ……
手を握る。
また、ドキドキが駆け足になる。
「もうすぐだよ。」
「?うん。」
カーブを曲がると、
「うわー!すごーい!!」
満開の秋桜!!!
ナナちゃんの笑顔が秋桜に負けてないくらいのキレイさで、俺は一瞬、クラッとした。
こんな可愛い子の彼氏になったんだ、俺……
舞い上がりそうな気持ちを必死で抑えてた。
「ここで、ヤッターって叫んだらダメかな?」
そうナナちゃんに聞いてみた。
「え?…あ…恋人同士になれたから?」
ポッと頬を染める。
「うん。」
「叫んじゃおっか!」
「一緒に?」
「うん!」
「よしっ!せーの…ヤッターーーー!」
「ヤッターーーー!」
二人で叫んで、大笑いした。
すっげー幸せー!!!
神様、ありがとー。