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ぜんぶ二人ではじめて

第15章 発表会!.

「ヤスくん!授業始まっちゃった!」

私は慌ててヤスくんに真実を伝えに玄関に行った。

「だねー。」

そう言って、慌てないヤスくん。

「知ってたの?」

「あぁ。」

「言ってくれればもっと急いだのに……ゴメンね!」

「急いで事故になったら大変だろ?」

クールに答える。

胸がキューーンッてなる。

「とりあえず、今から行っても仕方ないから、2時間目から行こう?」

そう提案される。

「そうだね。」

顔上げられないくらい、ドキドキしてた。

「どうぞ。上がって?」

「ありがとう。お邪魔します。」

私は自分の部屋に案内した。

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