無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「もう一度……」

ヤスくんが口を開く。

言葉に詰まってる…？

「どうしたの？」

「キス…して良い？」

そう聞かれると恥ずかしくて…

頷いて下を向く。

「そんな下むいてたら、キスできないよ。」

そう言って私の顔を覗き込む。

「だって……」

「可愛いよ、ナナちゃん。」

そう言って、顎を持ち上げられた。

ヤスくんと目を合わせる。

「俺も緊張してるよ。同じだよ。」

「うん…。」

声にならない声で答える。

「ナナちゃん…を、一人占めできるの、すげぇ嬉しい。」

「ヤスくん…もっと一人占めして？」

「うん。」

そう言って、キスをした。

チュッ…

リップ音が恥ずかしさを増強させる。

ベッドに座って抱き合いながらキスしてたら、目を瞑ってるせいか、キスが激しかったのか、分からないけど、滑って、ベッドに横になってしまった。

それでもヤスくんは御構い無しで、私の上に跨ったまま、キスを続ける。

ドキンッ！ドキンッ！……

心臓の鼓動が速くなってく……

やだ……キスしてるのに、どうして、アソコが湿っていくの？

恥ずかしくて、恥ずかしくて、どうしたら良いのかわからなくて、受け入れることしかできなかった。

何も考えられなかった。

ただ、ヤスくんとのキスは気持ち良くて…私も、もっとしたいって思って…お互い、求め合ってた。

「…ッ…あっ…んっ…」

声と吐息が漏れ始めて、ヤスくんがキスをやめた。

「可愛い、ナナちゃん…。これ以上はヤバイ…」

そう言って、離れた。

何がヤバイの？

どういうことなのか、よく分からなくて、背中を向けてしまったヤスくんに後ろから抱きついた。

「ナナちゃんッ！もうヤバイって。」

「何が？…もっとヤスくんとくっつきたい。」

素直な気持ちを伝えると、

「ナナちゃん…何がじゃねーよ。…おっぱい触ったりしちゃうよ？」

と、言われた。

「え？や！ダメ！」

バッと離れた。

「俺、今、めちゃめちゃエロいことしか考えられないから…ちょっと落ち着くまで待って？」

「落ち着くまで？」

「そ。抱きついたりしちゃダメね？」

「はーい。」

そしてヤスくんが落ち着いたよって教えてくれた。

時計見たら、丁度良い時間だったので、学校へ……

落ち着くまでって何が？

おっぱい触ったりとか？

？ばかり。