ぜんぶ二人ではじめて
第16章 密着
優しいキスが降り注ぐ。
ちゅ
ちゅ……
何度か唇をはなして、また求める。
少し、音が漏れる。
チュッ……
チュッ……
ヤスくん!
好き!!!
たくさんキスをされて、頭がボーッとしてくる。
いろんな角度から優しいキスをする。
ドキドキしすぎて、
胸が苦しくなるくらい。
自分が自分じゃなくなりそう。
体が熱い……
キスの嵐がおさまって、
肩を抱いていた手がそっと体を離した。
パッと目を開けると、
目があった。
真っ赤な顔になってるに違いない。
ニコッ
笑顔になった。
ヤスくん。
「ナナちゃん…………」
体を離そうとしたら、ヤスくんが、
「ちょっとだけ……胸、触っても良い?」
と、言ってきた!
「えっ?……ここで?」
「うん。」
「ダメ!」
そんなことされたら…
恥ずかしくてどうしたら良いか分からない。
でも、キスは嬉しいのに、胸を触らせる?分からなくて…
ただ混乱した。
「水着の上からで良いから。」
ヤスくんが怯まない。
「や…やだ!もう!ヤスくんのえっち!」
グイッ!
体を引き離してその場から逃げた。
ただ、恥ずかしくて、もう、どうしたら良いか分からなくなっただけなのに。
逃げなくても良かったのに。
でも、せっかくキスしたのに、そのあとにあんなこと言われて、ちょっと……。
言わなきゃ。伝えなきゃ。
分からないままなのに。
私はひとまず、彩月ちゃんを探した。
ちゅ
ちゅ……
何度か唇をはなして、また求める。
少し、音が漏れる。
チュッ……
チュッ……
ヤスくん!
好き!!!
たくさんキスをされて、頭がボーッとしてくる。
いろんな角度から優しいキスをする。
ドキドキしすぎて、
胸が苦しくなるくらい。
自分が自分じゃなくなりそう。
体が熱い……
キスの嵐がおさまって、
肩を抱いていた手がそっと体を離した。
パッと目を開けると、
目があった。
真っ赤な顔になってるに違いない。
ニコッ
笑顔になった。
ヤスくん。
「ナナちゃん…………」
体を離そうとしたら、ヤスくんが、
「ちょっとだけ……胸、触っても良い?」
と、言ってきた!
「えっ?……ここで?」
「うん。」
「ダメ!」
そんなことされたら…
恥ずかしくてどうしたら良いか分からない。
でも、キスは嬉しいのに、胸を触らせる?分からなくて…
ただ混乱した。
「水着の上からで良いから。」
ヤスくんが怯まない。
「や…やだ!もう!ヤスくんのえっち!」
グイッ!
体を引き離してその場から逃げた。
ただ、恥ずかしくて、もう、どうしたら良いか分からなくなっただけなのに。
逃げなくても良かったのに。
でも、せっかくキスしたのに、そのあとにあんなこと言われて、ちょっと……。
言わなきゃ。伝えなきゃ。
分からないままなのに。
私はひとまず、彩月ちゃんを探した。