ぜんぶ二人ではじめて
第27章 受け入れ準備
side 七海
今日でヤスくんは帰る……
何だか寂しいな。
ずっと一緒にいられたら良いのにな。
今日はお父さんが仕事なので、私たちは二人で物置小屋化していたお部屋をお片付けする。
とはいえ、とても広くて……今までお母さんとお父さんが少しずつ片付けてたから、あらかた片付いてはいるんだけど。
ここはお父さんとお母さんの一階にある寝室のとなりにある10畳くらいのお部屋。
ここを美空ちゃんと陸翔くんのお部屋にする。
「ナナちゃん、美空ちゃんと陸翔くんの服はしまっちゃって良い?」
ヤスくんが気を効かせてくれる。
「うん。肌着とか分けてテプラで貼ってあるから、入れて?」
「OK!」
ヤスくんがベビー服を畳んでタンスにしまう。
最近、5センチ伸びたから、今、179センチあるヤスくんの身体に小さな赤ちゃんの服がちょこんと……
似合わなすぎて、可笑しくなる。
ピンクとかレモンイエローとか、シャンパン系のカラーが全く似合わない。
赤ちゃんの服はそういう色が多いから、ヤスくんと選んでた時、楽しかった。
「フフッ!」
もう、我慢できなくて、笑ってしまった。
「どうしたの?」
「んー?だって、ヤスくんに小さな服、あまりにも遠いんだもん。可笑しくて。」
「アハハハ!俺も自分であまりにも似合わないから笑い堪えるの大変だったんだよ。」
「そうだったんだ!アハハ……」
ヤスくんとの時間は楽しい。
今日でヤスくんは帰る……
何だか寂しいな。
ずっと一緒にいられたら良いのにな。
今日はお父さんが仕事なので、私たちは二人で物置小屋化していたお部屋をお片付けする。
とはいえ、とても広くて……今までお母さんとお父さんが少しずつ片付けてたから、あらかた片付いてはいるんだけど。
ここはお父さんとお母さんの一階にある寝室のとなりにある10畳くらいのお部屋。
ここを美空ちゃんと陸翔くんのお部屋にする。
「ナナちゃん、美空ちゃんと陸翔くんの服はしまっちゃって良い?」
ヤスくんが気を効かせてくれる。
「うん。肌着とか分けてテプラで貼ってあるから、入れて?」
「OK!」
ヤスくんがベビー服を畳んでタンスにしまう。
最近、5センチ伸びたから、今、179センチあるヤスくんの身体に小さな赤ちゃんの服がちょこんと……
似合わなすぎて、可笑しくなる。
ピンクとかレモンイエローとか、シャンパン系のカラーが全く似合わない。
赤ちゃんの服はそういう色が多いから、ヤスくんと選んでた時、楽しかった。
「フフッ!」
もう、我慢できなくて、笑ってしまった。
「どうしたの?」
「んー?だって、ヤスくんに小さな服、あまりにも遠いんだもん。可笑しくて。」
「アハハハ!俺も自分であまりにも似合わないから笑い堪えるの大変だったんだよ。」
「そうだったんだ!アハハ……」
ヤスくんとの時間は楽しい。