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ぜんぶ二人ではじめて

第31章 深まる…

翌朝、

ピンポーン……

ナナちゃん家に到着!

「おはよう、ヤスくん。」

んーーー!ナナちゃん!今日もめちゃくちゃ可愛い!

「おはよう、ナナちゃん。」

「おはよう、ヤスくん。」

お父さんとお母さんが顔を出してくれた。

「おはようございます。いってきます!」

「気を付けてね。」

「はい。ありがとうございます。」

「いってきまーす!」

俺たちはナナちゃん家を後にして、駅に向かい、ナナちゃんには行き先はまだ言わず、Suicaで二人分としたので、バレることもなく、順調に電車に乗った。

向かい合いのボックス席に座り、アルバイトであった出来事や、家族の話をして盛り上がった。

目的地の駅に着き、ホテルにチェックイン。

ナナちゃんが予約していたことや、泊まりであることに驚いていた。

ホテルはすごくキレイで、リゾートって感じだった。

俺たちは荷ほどきをして、一度外に出た。

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