テキストサイズ

ぜんぶ二人ではじめて

第5章 輝くんが怖い

今日は吹奏楽部でテスト!

いよいよだ!

がんばるぞ!

私の取り柄なんて音楽しかないんだから。

フルート、担当できると良いな。

放課後のテストまであと少し。

今は昼休みが始まったばかり。

「市川!」

教室を出ると、輝くんに呼び止められた。

「なぁに?」

「ちょっと良い?」

「?うん。」

輝くんについていった。

泰宏くんが晃くんが言う『俺たち』のメンバーに入ってる輝くん。

少しだけ、警戒する。

輝くんは、人気が少ない、図書館前の廊下に案内した。

階段昇った窓からは、自宅が見える。

輝くんの家もご近所だから、見える。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ