ぜんぶ二人ではじめて
第46章 セカンドラブ
「少ししか時間ないけど、抱っこする?」
父さんが美空を抱きながら言った。
「うん!美空ー!」
そう言って、美空を抱っこ。
「可愛いなぁ…」
竜くんが覗き込みながら言う。
「この前、陸翔抱っこしたんだよね?じゃぁ、今日は、美空、寝てるけど、抱っこする?」
母さんが竜くんに言う。
「良いんですか?」
「もちろん!」
「ありがとうございます。」
フワッ…
優しく抱っこする、竜くん。
ニコニコ笑顔で見ていた竜くんだけど、美空もニコニコしてた!
「美空、笑ってるよ?!」
私が言う。
「ほんとだ。珍しいわねー。寝起きは機嫌悪いのに。」
と、母さん。
「お姉ちゃんと同じでイケメンが好きなんだな。」
と、父さん。
「もぉ!父さんまで。陸翔、抱っこしよっと。」
ひょいっ!
「ん?」
「どうした?」
「陸翔、熱いよ?!」
「え?」
「あ!ホントだ。熱あるな。」
父さんがおでこを触る。
「どうしましょう。これから…」
母さんも父さんも仕事だし、明日は保育参観。でも、熱があったら参観には行けない。けど、美空は元気。
私にできること…
「七海のお母さん。頼りないとは思いますが、お仕事もあるし、俺たちに陸翔くんを預けてみませんか?」
竜くんが買って出た。
「でも…」
躊躇してるのは母さん。
「いや、すみれ!そうさせてもらおう?そうすれば保育参観にも美空だけ参加できるし。」
父さんが後押しする。
「竜くん、でも、自転車、どうする?」
私が聞く。
「チャリはここに置いて、明日また取りに行けば良いよ。」
竜くんが応える。
「そっか。じゃあ、私たちは問題ないよ?陸翔、見るよ?」
「悪い!七海!竜一くん!ホントにありがとう!すみれも、それで良い?」
「うん。熱が今より上がったら病院に行ってね?タクシーでも深澤のじいたちでも良いから、呼んでね?」
「うん!」
「はい。」
熱のある陸翔を一晩預かることにした。
父さんが美空を抱きながら言った。
「うん!美空ー!」
そう言って、美空を抱っこ。
「可愛いなぁ…」
竜くんが覗き込みながら言う。
「この前、陸翔抱っこしたんだよね?じゃぁ、今日は、美空、寝てるけど、抱っこする?」
母さんが竜くんに言う。
「良いんですか?」
「もちろん!」
「ありがとうございます。」
フワッ…
優しく抱っこする、竜くん。
ニコニコ笑顔で見ていた竜くんだけど、美空もニコニコしてた!
「美空、笑ってるよ?!」
私が言う。
「ほんとだ。珍しいわねー。寝起きは機嫌悪いのに。」
と、母さん。
「お姉ちゃんと同じでイケメンが好きなんだな。」
と、父さん。
「もぉ!父さんまで。陸翔、抱っこしよっと。」
ひょいっ!
「ん?」
「どうした?」
「陸翔、熱いよ?!」
「え?」
「あ!ホントだ。熱あるな。」
父さんがおでこを触る。
「どうしましょう。これから…」
母さんも父さんも仕事だし、明日は保育参観。でも、熱があったら参観には行けない。けど、美空は元気。
私にできること…
「七海のお母さん。頼りないとは思いますが、お仕事もあるし、俺たちに陸翔くんを預けてみませんか?」
竜くんが買って出た。
「でも…」
躊躇してるのは母さん。
「いや、すみれ!そうさせてもらおう?そうすれば保育参観にも美空だけ参加できるし。」
父さんが後押しする。
「竜くん、でも、自転車、どうする?」
私が聞く。
「チャリはここに置いて、明日また取りに行けば良いよ。」
竜くんが応える。
「そっか。じゃあ、私たちは問題ないよ?陸翔、見るよ?」
「悪い!七海!竜一くん!ホントにありがとう!すみれも、それで良い?」
「うん。熱が今より上がったら病院に行ってね?タクシーでも深澤のじいたちでも良いから、呼んでね?」
「うん!」
「はい。」
熱のある陸翔を一晩預かることにした。