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ぜんぶ二人ではじめて

第5章 輝くんが怖い

「市川、オレとエッチなことしようよ!」

!!!!!!!

「何言ってんの?もう……本当にやめてよ。」

私は輝くんがだんだん怖くなってきた。

「こんなことするなんて。……輝くんのこと、嫌いじゃなかったのに。……嫌いだよ!」

そう言うと、私は涙を流していた。

こんな言葉で傷つけたくない。

でも、ここでもし、なにかされたら……

そう思うと、怖くて怖くてたまらなかった。

「オレ、市川とエッチなことできるなら嫌われても良いかも。」

なんて言ってて、もう、どうしたら良いか分からなくなっていた。

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