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ぜんぶ二人ではじめて

第5章 輝くんが怖い

助けて……誰か。。。

助けて!!!

泰宏くん!

助けて!

「誰か……」

泣きながら言っても、背の高い輝くんの胸にすっぽり入っていて、私の声は近くでかき消された。

「助けて!!!」

手の自由がきかない。

怖くて足はすくんでいて、自力で立ってるのか、輝くんに寄りかかっているのかさえ、分からない。

ただ怖くてたまらなかった。

輝くんが、スカートの中に手を入れてきた!

「やめて!」

お尻を揉む!

「やっ!やめてッ!」

怖い……

さらに揉んでくる。

「お願い……やめて。」

懇願するも、

「市川のお尻、気持ちいい!止まんねー。」

興奮のスイッチが入ったみたい。

私はなおさら怖くなった。

何されるの?

どうされるの?

この先、どうなるの?

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