ぜんぶ二人ではじめて
第48章 君のためにできること
そうだったんだ!
「なんで?!っクッ!うぅっ…私…ッ…百華のこと…うっうっ…忘れちゃったの?」
「百華が自分のせいで死んだって思って、ショックで何ヶ月も寝込んだんだって聞いてるよ。百華を死んだことそのものを忘れたかったんじゃない?それがいつのまにか存在そのものを眠ってた間に忘れてしまったんじゃないかな?」
「うぁぁぁぁん!」
陸翔がいるのに…大声で泣き叫んだ。
「大丈夫だよ、七海…。百華はずっと見護ってくれるから。さっきの夢は、おそらく百華が引き合わせたんだと思う。七海のことを現実で護れるのは、俺だから…。百華と夢で話したよ。七海のことを恨んだりしてないって、言ってたよ。だから七海は今とこれからを精一杯、幸せになるために生きなきゃダメだ。」
竜くんの声が優しく響く。
流れ落ちる涙…
竜くんが手のひらで掬い取る。
「俺と幸せになろう?七海。」
竜くんの真剣な眼差しが心の中に広がる。
「竜くん…うん!」
心から幸せだと思った。
「なんで?!っクッ!うぅっ…私…ッ…百華のこと…うっうっ…忘れちゃったの?」
「百華が自分のせいで死んだって思って、ショックで何ヶ月も寝込んだんだって聞いてるよ。百華を死んだことそのものを忘れたかったんじゃない?それがいつのまにか存在そのものを眠ってた間に忘れてしまったんじゃないかな?」
「うぁぁぁぁん!」
陸翔がいるのに…大声で泣き叫んだ。
「大丈夫だよ、七海…。百華はずっと見護ってくれるから。さっきの夢は、おそらく百華が引き合わせたんだと思う。七海のことを現実で護れるのは、俺だから…。百華と夢で話したよ。七海のことを恨んだりしてないって、言ってたよ。だから七海は今とこれからを精一杯、幸せになるために生きなきゃダメだ。」
竜くんの声が優しく響く。
流れ落ちる涙…
竜くんが手のひらで掬い取る。
「俺と幸せになろう?七海。」
竜くんの真剣な眼差しが心の中に広がる。
「竜くん…うん!」
心から幸せだと思った。