ぜんぶ二人ではじめて
第7章 揺れる想い
次の休み時間、市川さんはボーッとしていた。
オレは席がわりと近いので、話しかけやすいと思い、
「市川さん、どうしたの?」
そう、話しかけてみた。
「ヤスくん。……さっきはありがとう。」
「いいえ。ボーッとしてる?」
「うん。泣いたから眠くなっちゃって……」
と。
ただ、目をこすってるだけなのに、
その仕草がかわいくて、
まぶしくて、
抱きしめたくなる……
輝くんの気持ちが少し分かる。
まぁ、オレは市川さんの気持ち無視して暴走はしないけどさ。
市川さんは男子からダントツで人気がある。
小柄なのに、胸もあって、顔もめちゃくちゃ可愛くて、音楽的センス抜群で、仕草まで最高に可愛い!
そんな彼女をみんな、自分のものにしたがってる。
男はみんな狼だな。
って、オレも男だが。
オレは、彼女が嫌がることは絶対しない!
ただ、彼女は、オレにとって雲の上の存在……
なんだよな。
なぜなら……あまりよく知らないから。お互いにだけど。
俺はこの学園には小等部5年で転校してきた。それまでは都会に住んでたんだけど、ばあちゃんの具合が悪くなって、思い切って家族でばあちゃんのために引っ越し!
だから昔のことは知らない。
彩月も同じクラスになったのは今回が初めてだ。市川さんのこと聞こうにも情報が少ない。
あの5人は昔から市川さんのことが好きみたいだけど。まさかライバルから聞けるはずない。
顔も仕草も……めちゃくちゃ可愛い。昔からそんなに可愛いの?
色白で、目鼻立ちハッキリしてて、睫毛なげーし、右の目尻にある小さなほくろと左の上唇のすぐ上にある小さなほくろがとてもセクシー……瞳の色が焦げ茶色で、その部分が大きいから、目が合うと反らしたくないって思う。
性格も……って、あんままだよく分からないけど、優しいな。それはよく感じる。
それに、自分のことをよく話してくれるから、分かりやすいかな。
彩月は恋以外にドキドキなんてある?って言ってた。
いや、俺もそう思うよ?!
ただ、相手が純情な市川さんだからさ。
それに俺も恋愛したことないからさ。
自信がないんだよ。
オレは席がわりと近いので、話しかけやすいと思い、
「市川さん、どうしたの?」
そう、話しかけてみた。
「ヤスくん。……さっきはありがとう。」
「いいえ。ボーッとしてる?」
「うん。泣いたから眠くなっちゃって……」
と。
ただ、目をこすってるだけなのに、
その仕草がかわいくて、
まぶしくて、
抱きしめたくなる……
輝くんの気持ちが少し分かる。
まぁ、オレは市川さんの気持ち無視して暴走はしないけどさ。
市川さんは男子からダントツで人気がある。
小柄なのに、胸もあって、顔もめちゃくちゃ可愛くて、音楽的センス抜群で、仕草まで最高に可愛い!
そんな彼女をみんな、自分のものにしたがってる。
男はみんな狼だな。
って、オレも男だが。
オレは、彼女が嫌がることは絶対しない!
ただ、彼女は、オレにとって雲の上の存在……
なんだよな。
なぜなら……あまりよく知らないから。お互いにだけど。
俺はこの学園には小等部5年で転校してきた。それまでは都会に住んでたんだけど、ばあちゃんの具合が悪くなって、思い切って家族でばあちゃんのために引っ越し!
だから昔のことは知らない。
彩月も同じクラスになったのは今回が初めてだ。市川さんのこと聞こうにも情報が少ない。
あの5人は昔から市川さんのことが好きみたいだけど。まさかライバルから聞けるはずない。
顔も仕草も……めちゃくちゃ可愛い。昔からそんなに可愛いの?
色白で、目鼻立ちハッキリしてて、睫毛なげーし、右の目尻にある小さなほくろと左の上唇のすぐ上にある小さなほくろがとてもセクシー……瞳の色が焦げ茶色で、その部分が大きいから、目が合うと反らしたくないって思う。
性格も……って、あんままだよく分からないけど、優しいな。それはよく感じる。
それに、自分のことをよく話してくれるから、分かりやすいかな。
彩月は恋以外にドキドキなんてある?って言ってた。
いや、俺もそう思うよ?!
ただ、相手が純情な市川さんだからさ。
それに俺も恋愛したことないからさ。
自信がないんだよ。