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憧れの二人は女王様と召使い?

第4章 告白



「ごちそうさま慧人くん
でも、明日からはいつも通り慧人くんの分だけでいいよ?」


「え?やっぱ本当は口に合わなかった?」


「ううん!ただ私みたいなのにここまでしなくてもいいってゆうか…
材料費とか、時間とかかかるでしょ?無理しなくても…」


「自分がしたいからいいんです。」



それが困るんです!

気を使ってしまう食事なんか嫌だろ



「確かに材料費と時間はかかるけど人のために作るって楽しいんだ
どんな顔して食べてくれるんだろうとか、美味しいっていってくれるかな?とか」


それは少しわかる気がする…

自分一人の分のご飯作っても楽しくない義務みたいな感覚で大学入って一人暮らし始めて

最初はよくしてた自炊もする数減って
今は全然しなくなったもんな



他人のためって変わるよね



でも、負担をかけていい理由にはならないしな…


「それに、今はこれしか麻理恵さんと関わる理由がないから…」



っ……


なんで


なんで振ったときに諦めないの
どうせこんな行動後悔するのに…






いいわ…
さっさと諦めさせてあげる



「来なさい」


「え?麻理恵さん?ちょっ授業は?学校は?どこいくのー!」



私は彼の腕をぐいぐい引っ張って行った

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