
憧れの二人は女王様と召使い?
第4章 告白
「あの…授業は……?」
「うるさいわね!1日くらいでぐちぐち言わない!
それにここまで来といてなにいってんの?」
文句言うの今更過ぎよね
私はあれから無理矢理
慧人をショッピングモールへ引き連れて行った
「ほら!行くわよ?あんたには荷物持ちしてもらわないと」
「え?お、俺!?」
「あんたしかいないでしょ。それとも女の子に重たいもの持たせる気?」
「いや、それは…」
「よし!気合い入れて買うわよー!」
「ちょ、ちょっとー!!」
慧人をあちこち振り回して
ショッピングを楽しんだ
洋服
靴
本
雑貨
順にひとつずつお店を見回る勢いだった。
お陰で彼の両手はすっかり埋まっている
あとは…
アクセサリだ!
「次ここね!」
「え、ここ?なんか高そう…たくさん買ったのにお金大丈夫なの?」
外観はいかにもブランドもの扱ってますよと言う店構えだ
「今日はそんなの気にしないで買いたい気分なの
置いてくわよ?」
私は構わず中に入った
