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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第9章 失恋~高校三年生~

自由登校が明け卒業式。

学校を去ることを悲しむ卒業生

友人らとの別れを惜しむ卒業生

卒業を理由に告白をする
卒業生や在校生

私はどれにも該当しない。

無心だった。

この異様な雰囲気の卒業式から
早く逃げ出したいという想いだけ。

その卒業式が終わり
一目散に学校の表に出ようとしたところで
声を掛けられた。

「理佳。ちょっといいかな」

中学校が一緒で
一年生の時に同じクラスだった
板野朱里だった。

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