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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第11章 職場の嫌味な女とそのカレシ

「何それ……あッ……板倉と一緒の部屋って……」
「ぅん……斉藤さん」

私は同期と一緒の部屋だが
板倉のように先輩と一緒の部屋の
寮生もいたりする。

さすがの私でもそこまでの
嫌がらせはしない。

「板倉の部屋見せてよ」
「え……でも……斉藤さんに誰も部屋に
入れるなって言われてるし」
「大丈夫だって。斉藤さん遅番だから」

あと二時間は帰ってこない。

半ば強引に板倉と斉藤の部屋に入る。

他の部屋と一緒で入るとすぐ右手に
二段ベッドがある。

その奥の六畳が共有スペースとなる。

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