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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第15章 すれ違い

「男心とはそういうもんだ。理佳の元カレは
今も理佳のこと好きだと思うよ」
「ホントに?」
「あぁ。だからあんなキスくらい許してやれよ」
「……だね」

未だ残像が焼き付いてはいるが
忘れようと思った。

高校生の頃の私だったら
この状況を許すなんて考えられない。

やはり智也が欲しい。

「理佳の明日の休みの予定は決まりだな」
「そうだね」

明日もう一度この町田駅を訪れ
智也に告白する。

間違いなく智也は私を受け入れる。

私と智也は永遠だ。

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