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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第2章 智也と出逢う~高校一年生~

いつもなら大したことない沈黙だが
今に限ってはそれを気まずく感じる。

陽も落ち辺りは薄暗くなってきている。

「智也。もういいでしょ?」
「……」

智也は徹底して口を開かない。

「もう暗いし帰ろうよ」
「……」

もう何本目か分からないタバコに火を点けた。

「あッ!タバコのこと先生にチクっちゃおかな」
「……」

ダメだこりゃ。

かれこれ三時間が経過。

こんなことなら最初から「セックス」と
言っておけばよかった。

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