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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第16章 智也の事情~専門学校③~

「静香……」

驚いた。

高校生の頃
俺は静香の存在すら知らずにいたというのに。

「……ごめんね……智也くん」

怒ったり呆れたりはしていない。

「どんな想像してた?」
「え……」
「その想像を再現してみようか」
「……言えない……嫌われちゃうもん」

未だ泣き出してしまいそうな静香の表情。

堪らずに愛しく感じる。

「言って。俺が再現したいの。嫌いにも
ならないし」

嫌いになるどころか
ますます静香に興味が湧いてくる。

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