テキストサイズ

理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第24章 智也との再会

「一緒に寝れるよ。なんちゃって」

美鈴は冗談交じりにはしゃいでいた。

「そうだね」

肯定しつつ冷たくあしらう。

ここに住む限り
美鈴とは上手くやっていかなければならない。

「あッ!肝心なこと忘れてた。相模原で
転出届出してきた?」

話題が変わりホッと胸を撫で下ろす。

「ぅん。これから中区役所で転入の手続きを
してこようかと」
「じゃ、私も連れてって。中区役所で理佳に
会わせたい人がいるからさ」
「誰それ」

中区どころか横浜市に知り合いなんて居ない。

「それは会ってからのお楽しみってことで」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ