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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第35章 理想へ向けて③

コーヒーを一気に飲み干し
「ごちそうさまでした」と駿河に告げ
園内のトイレに向かった。

公園のトイレにしては
わりと綺麗である。

個室へ入り鍵を閉めようとすると
女子トイレに居るはずがない駿河が
ドアを押し退けた。

「俺の話まだ終わってないけど」
「だったら外で話すわ」
「ここでいいだろ」

駿河が個室の鍵を閉め
この狭い空間に二人きりになった。

「大きい声出すよ」
「それは困るな。俺、弁護士だし」

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