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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第36章 理想へ向けて④

「後は一人で大丈夫ですから」

雅樹は気まずいのか
美鈴の部屋から私を追い出そうとする。

「分かりました。終わったら声掛けてください。
部屋に居ますから」

深追いはせず自分の部屋に退く。

部屋に戻ると携帯電話に
2件の不在着信の知らせ。

相手は仙石と駿河。

まずは仙石に折り返しの電話をする。

『明日の夜、会えるかな?』
「ぅん。大丈夫だと思う」

早速デートの誘いか。

『明日は朝から成宮の取り調べがある。
で……理佳は本当に成宮の早い出所を
望んでいないのか?』

最終確認ってわけか。

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