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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第38章 仙石涼介の事情③

もう何を訴えても無駄だ。

こうなると圧倒的に
男の俺が不利になる。

例え女が悪くてもだ。

「この部屋に俺と理佳が居るということも
お見通しだったというわけですね」
「部屋番号は少し前に椎名さんから
連絡があった」

俺がシャワーを浴びている隙を狙い
このホテルのロビーで待機していたであろう
署長に電話をしたというわけか。

まさか20歳の小娘に
してやられるとは。

「理佳はどこへ……」
「仕事へ向かうと言っていた。ストーカー
じみた真似はするなよ」

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