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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第47章 好きだから抱かれたい

「ごめんなさい……ちょっと立ちくらみが……」

ぐっと距離が近くなり
染谷の匂いをより感じ取れる。

「部屋まで送って頂いてもよろしいで
しょうか」
「部屋?……あぁ!」

私と染谷が戯れる予定だった部屋。

「分かりました……でも……」
「送って頂いたらお帰りになってください」

帰らせないけど。

部屋にさえ入れば
戯れる予定ではなく
戯れ決定である。

「行きましょうか」

染谷の手が私を支えるように
腰に回った。

少しときめいた。

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