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熊さんの住んでいる所に一緒に住む。
これは今じゃ絶対無理。



どうすればいいのかが分からなかった。



「かなこ困っちゃうでしょ？だから...」



そう聞き返されてズキズキと胸の辺りが締め付けられる。



「消えるの？」

「ん？僕は消えないよ？別にずっとこっちにいるけど？」



そんなことは分かってるの！
私が言ってるのはそう言う意味じゃなくて...
どう伝えれば伝わるのかが分からなくて必死に考えた。



「もう連絡取ってくれないって事でしょ？」



取り敢えず落ち着いて聞き出す。




「んーまあ、そうやね？その方がいいと僕は思ってるからね」



そう熊さんの口から出た言葉を聞いて私は限界がきた。
自分でもびっくりする程、目からは大量に涙が流れてきたのだ。
話すことさへ困難になる程、限界だった。