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リモーネ

第5章 ペチュニア



そこからテストが終わるまでみっちりと、勉強を叩き込まれ、俺はどうにか赤点を回避し(特に国語とかほんとうにギリギリだったが)、学年で真ん中辺りの成績となった。

そして、テスト終了から1週間がたった頃

「…みんな、優秀だな!よかった!」

部活後、顧問が道場にあらわれ、俺たちの成績を褒めてくれた

どうやら無事、皆赤点は回避したらしく、部活停止もなく、かつ、平均成績としては運動部トップ3に入っていたそうだ

部活後、突撃してきた凪の所属する水泳部も無事だったらしく、神崎先輩と抱き合ったあと二人で俺に良かったなと抱き着いてきた(かえでは俺の背中にしがみついていた。こなきじじいのごとく…)。


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