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リモーネ

第6章 サンショウ



「セナちゃん、動くよ?痛かったらいってね?」
「は、はい」

奥まで差し込まれたそれが、意識しなくてもその存在を誇示しているそれがゆっくりと引きずりだされる

「へぁぁぁ…あっん」

思わず、出たことの無いような声が出て、思わず口に手を当てる

「っちょセナちゃん、口閉じないで、声聞かせてよ」

かえでの発言にとんでもないと勢いよく首を振る

「もーなんでよぉ~かなしい、なぁーっ」

何だかんだ言いつつも腰の動きを止めないかえでは、シンプルに色っぽい。
思わずそれの顔をずっとみていると、可愛いけどクるからやめてと言われてしまった。
なんだよ理不尽だと抗議の目を向けると、そっと耳元でイっちゃいそうだからやめてと言われてしまった。


その一連の流れの甘さに照れて血の上った頭の中、どこか冷静に、モテる男は違うなと考えている自分がいた。

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