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奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第2章 始めてみる

 冬休みに入って、友達と自転車で大阪はミナミにある高島屋に行ったんだ。


 たしか、大晦日前だった。クリスマスが過ぎてたし、おそらく29日か30日くらいだと思います。


 なぜ、高島屋か。


 友達がクリスマスに、ある玩具が欲しいとお願いしたら、お金もらって買ってこいと言われたそうだ。


 夢もへったくれもないサンタだ。


 で、高島屋の玩具売り場にあったのを見たから、一人で買いにいくのが怖いから、ついてきてくれと。


 なんのボディーガードだ。


 友達は、なにが欲しかったか。昔よくあったエレクトロニクスゲームってやつで、まだファミコンやゲームウォッチ(さぁ、何人が知ってるかな?)が出る前に、子供の間で流行ったんだ。


 ゲームセンターでギャラクシアンてゲームがありましてね、あのスペースインベーダーみたいなシューティングゲーム(さぁ、何人が知ってるかな?)それが、電子画面のエレクトロニクスゲームで出来るってやつ。


 でもね、高島屋に行かなくても、近所の商店街のおもちゃ屋で売ってるの見たんだけどね。



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