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奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第2章 始めてみる

 さて、待ちに待ったお年玉。


 お父さんが「はい、これお年玉」となぜか、大入りと書かれたポチ袋をもらう。


 1ヶ月のお小遣いが、二千円。


 そして、お年玉が……三千円!!


 でもね、お年玉で喜んでいるんだけど、1月はお小遣いがないのよ。


 つまり、お年玉で騙されてるんですな。


 小遣い別にすると、お年玉……千円ですわ。


 お年玉というビッグネームに惑わされたんですよ。これこそ、騙しのテクニック。


 お年玉さえもらえば、家には用はない。


 これから両親は夕方まで、爆睡のはず。


 僕は、友達の家に行く。


 すると、友達のお母さんが「あらあら、おめでとうさん」そう言って、お年玉をくれる。


 で、友達と遊びに行く。


 ちなみに、友達は大晦日前に、百貨店の高島屋でゲームを買いについていった男。


 伸ちゃんと言う。


 その伸ちゃんの家で、買ったゲームで遊ぶ。


 すでに、よくわからないシールがベタベタに貼られていた。


 僕の目当てはお年玉だったんだけどね。



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