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奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第3章 調子乗り豆マジシャン

 どんな簡単な手品であっても、最低5回の練習。


 人から見たらどう見えるのか?


 どう言って見せればいいか?


 手順はどうすればいいのか?


 覚えるためには最低5回の練習、簡単だからと言ってすぐに見せてはいけない。どんな小さなネタでも種仕掛けは大事だってことですね。


 それを考えると、あの付録のドラえもんの手品も、練習をすれば、立派なパフォーマンスになったのかもしれませんね。


 家に帰ると、お母さんが「なにを買ってきたの?」と財布の中を確認。


 買ったものが手品の道具だとわかると「また、しょうもないもの買うて……」


 しょうもないかどうかは、見てから言えっての。


 まあ、見せるつもりはないけどね。


 箱から出して説明書を読む。


 これこそ、マジックと言った内容。子供向けに書かれているので、とてもわかりやすい。


 実はこれも見せてもらったんですが、僕のての中で、スポンジの犬が増えるんですよ。


 何度か練習して、妹に見せたら、大パニック。


 なんで〜、なんで〜の連発。


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