
奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開
第3章 調子乗り豆マジシャン
でも、西くんは苦い表情。
「きっと、この付録、みんな持ってるよ。これ、読んでる子多いもん」
確かにそうだ。当時はこの小学生雑誌、たしか「小学館」から出ていたかな?
小学一年生から六年生まであって、付録が付いて、マンガや学習ものなど、子供が楽しめる内容の月刊誌だった。
ドラえもん、あさりちゃん、うわさの姫子、リトル巨人くん等のマンガが連載されていた。
読んでない子は少なかった。ちなみに読んでない子は、コロコロコミックやボンボンてのを読んでいた。
僕は全部読んでいた。マンガ少年でもあったからね。
だが、頼りになる手品はこれしかない。
西くんが、ポンと手を叩いて「だったらマジックを作ればいい」て言ったんだ。言ったはず。言ったかもしれない。言ったかなぁ……。
なんしか、新しい手品を作るようなことを言ったんですよ。
まともに種がわかるマジックは、スポンジの犬と3枚のカード(真ん中のカードの表が変化する)、後は、ドラえもんの手品入門に書いてあるトリックだけ。
「だから、この付録の本のマジックを改良するんだ」
「きっと、この付録、みんな持ってるよ。これ、読んでる子多いもん」
確かにそうだ。当時はこの小学生雑誌、たしか「小学館」から出ていたかな?
小学一年生から六年生まであって、付録が付いて、マンガや学習ものなど、子供が楽しめる内容の月刊誌だった。
ドラえもん、あさりちゃん、うわさの姫子、リトル巨人くん等のマンガが連載されていた。
読んでない子は少なかった。ちなみに読んでない子は、コロコロコミックやボンボンてのを読んでいた。
僕は全部読んでいた。マンガ少年でもあったからね。
だが、頼りになる手品はこれしかない。
西くんが、ポンと手を叩いて「だったらマジックを作ればいい」て言ったんだ。言ったはず。言ったかもしれない。言ったかなぁ……。
なんしか、新しい手品を作るようなことを言ったんですよ。
まともに種がわかるマジックは、スポンジの犬と3枚のカード(真ん中のカードの表が変化する)、後は、ドラえもんの手品入門に書いてあるトリックだけ。
「だから、この付録の本のマジックを改良するんだ」
