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第1章 エ。


このイケメンがいるなら、私、地球滅亡しても私と彼だけが生き続けられる星を創ってくれるわ。

「イケメン自分も滅亡したかったって生まれて初めて痛感するだろうな~」

私は馬乗りから秒で立ち上がり、だめぐまの胸ぐらを掴んだ。イケメンと男どもが同時にヒッと短く悲鳴をあげる。

構わず私はニコッと微笑んだ。

「ギエエエエエエエエエエエエええええええええええええイケメンの初めてとはなかなか良いじゃあねぇかクズ!」

私は狂喜乱舞、格上げしてクズか、じゃあお前はカスだなっ!と爽やかに笑った男を肉塊にし、イケメンも、爽やか

に、ーーー周りの男達は全員椅子から降りてひれ伏しているのに、笑って、くれた.....。

「えっと、一人しぼ...あっ息ある!ふ、負傷者が出たので委員会終わりま」

と、裏番はってると密やかに噂噂されている委員長は、夜露死苦尾音画以子真巣!と背中に書いてある長ランをはた

めかせ、へっぴり腰で帰っていった。

イケメンいるし、すぐ帰れるからこの委員会いいわあ。

私は鼻歌を歌いながらドアに手をかける。すると何故かいつもリーゼントの奴ら23人がきっれ~に列を乱さずに並び

、私にビシッと腰を90度曲げて頭を下げてくる。まあ悪い気がしないので何も言わずにリーゼントアーチの中央を歩

く。

コレ···いや、ホントに悪い気はしないけど、最早新手のいじめだよね。


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