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第1章 エ。


ガラガラと教室のドアを開けた。その瞬間、耳ギィイイイイイイイイイイイン。


「ウオオオオオオ!!ナァナァ聞いたぜ!!おン前このマシュマロちゅわんにつきまとってた変質者を交番に」

「貴様のその乳への汚わらしい指、必要じゃないみたいだ。」私はニコッと笑ってマストアイテムライタ

ーをカチッ。

「ウオオオオオオ!!!ねぇねぇねぇ!!!俺さあああ、昨日靴下履いた時」

いい加減ウオオオオオオ!!!止めないと人間の友達いなくなるよ?と言いかけた口をすぼめて、1人で燃えているかま

ちょ男をシカトして自分の席へスタスタ歩き、そのまま私はヨダレ女を隣の教室へとブン投げた。

「ふぇあ······zzz」

「テストのボール投げは今年やっと最下位から2番目のランクに上がったという素晴らしい成績を残した私に廊下の

 一番奥の壁にのめり込まれている人間ってマジ尊敬って感じぃー」

いつものように私は表情は一つも変えず口だけサラサラと動かす。

そして読書をしているフリして頬を染めてチラチラとこちらを見てくる吉田。

うお。鳥肌。

急に嗚呼冬が来たなー、と思った。あ、そういや今日委員会ある。

つんこんかんこん。ザワザワ。

混雑している人ゴミの中でも、ストーカー君今日は超きゃわいいうさちゃんの着ぐるみ(赤い液体が付着したナイフ所

持)で追ってきている。う~ん狂気。

そのナイフを小指でへし折り私はめくるめく夢の部屋へーー ー

「あっ、ミカルさ「嗚呼ッ、どうして貴方はイケメンなの!!?」

と私はイケメンを押し倒した。ががっがたたーん。後輩の目など知らん。

そう!SOU!実は私、この爽やかイケメンと同じクラス同じ委員会!嗚呼ッ愛の城···!!

「みっ、ミカルさ··」そのイケメン、ほんのり頬を染めてその端正な顔立ちしている瞳を濡らすーーキラキラキラキラ

「スンスンッ、貴方に接触してもいいかし「おーい盛ってんじゃねぇ踏まれるぞー。というか踏んでるぞもう」

ギッ!チッ。邪悪な男が私の穢れのない髪を踏んでいた。「おいこの臭ぇ足どうなってもいいんだな?もう一回言うぞ

、本当にいいんだな?」「おうおう目玉まぶたから落ちそうだな」まあ、このダメくまが担当する委員会だけどな。

「私だけを見て··「わあ、イケメン精神と身体の自由両方も奪われてすげカワイソ。」だがしかし!!!

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