おれのオシゴト
第5章 4作目
ありがたいことにおれとしょーちゃんの
作品は出せば売れに売れてるみたい。
今回はすごくマニアックなのになる。
ってしょーちゃんが言ってた。
しょーちゃんに誘われてこの仕事する
前におれ、ひととおりのぷれいは
経験しちゃってるから大体のことに
NGは出さない。
けど…これまた変態ちっくな(笑)
こんなの見たいひといるのかな?
おれとしょーちゃんは同じ会社の同期。
長く携わってきたプロジェクトがうまく
行って、今日はその打ち上げだった。
楽しく呑んで、後は帰るだけ!ってとこで
おれとしょーちゃんはエレベーターに
閉じ込められちゃった…
「しょーちゃん、どーしよ!?」
「非常ボタン押したら外部に連絡
出来るんじゃないの?」
…まさか、何の反応もない。
「しょーちゃん、どーすんの?!
おれたち、ここで死んじゃうの?」
「とりあえず落ち着こう
なっ、雅紀…落ち着け!」
しょーちゃんのくりっとした目に
見つめられて宥めらる。
どきんー。
おれの胸が高鳴った?同期で男の
しょーちゃんに?!
「うーっ、しょーちゃん…」
よしよし、って肩を抱かれて
優しく頭も撫でられた。
それに少し安心したのかおれは
尿意をもよおしてきた。
「しょーちゃん?」
しょーちゃんのスーツの袖口をちょいちょい
と引っ張って顔を覗き込む。
「どーした、雅紀?」
「しょーちゃん、おれ…
おれ、おしっこしたい」
しょーちゃんの大きな目が落ちそうな
くらい見開かれた。
「えっ?!ちょ、待て!待てよ!!」
「しょーちゃん、おしっこ!
おしっこ、したいの!漏れちゃう…」
お酒いっぱい呑んじゃったからしたい、
と思ってから出そうになるまでが
早くておれはもう限界だった。
「何か容れ物ないの?ペットボトルは?」
「そんなのないよぉ…」
何かもう情けなくなってきて、泣きそう…
「雅紀、立てるか?」
しょーちゃんは意を決した顔になって
しゃがみ込んでるおれを立たせた。
かと、思ったらすごい速さでおれの
パンツを下着ごとずり下げた。
「ちょ、しょーちゃん何?!
止めてよ、漏れちゃうからぁ…」
パニックになってしょーちゃんの前に
晒されてしまったおちんちんを手で隠す。
「雅紀、俺の口にしろよ
お前のおしっこ、飲んでやるよ…」