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第4章 気になるーKAKERU sideー
学業優先な俺にとって、ドラマの仕事ってのはかなり久々で。
何年かぶりのドラマ撮影で緊張していたけど、マネージャーから衣装さんが絵那さんだって事を教えられた途端、ちょっと気持ちが和らいだ。
スタッフの人であれ、誰か1人でも知ってる人がいるってのは心強い。
「駆ドラマ決まったんだって??? 良かったな」
「ありがとう。 かなり久しぶりで不安しかないけど… でも衣装さんに絵那さんが居たから、ちょっと安心したー」
「おぉ!! 良かったじゃん、絵那さんとの距離詰めてこいよ!!」
何か耀は勘違いをしている気がする…
「いや、耀、別に俺絵那さんの事が好きって訳じゃないからね」
「分かってるってー」
からかうように答える耀に、もう何も言う気が起こらない。
衣装合わせと初顔合わせの日、雑誌の撮影以来に会う絵那さんに、耀から色々と言われた事もあり、変に意識してしまう自分がいた。
「絵那さん!! また絵那さんとお仕事出来て嬉しいです!!」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「俺ドラマ久しぶりだからめっちゃ緊張してるんすよー。 共演するの初めての人ばっかだし、絵那さん居てくれて安心しました」
でも他に知ってるスタッフの人もいないし、絵那さんが居てくれて嬉しいという気持ちは本当だし、素直にその気持ちは伝えておいた。
これからほぼ毎日撮影になる。
大学の講義を受け、新しいシングルのレコーディングやダンスレッスンもある。
大丈夫か、俺。
何年かぶりのドラマ撮影で緊張していたけど、マネージャーから衣装さんが絵那さんだって事を教えられた途端、ちょっと気持ちが和らいだ。
スタッフの人であれ、誰か1人でも知ってる人がいるってのは心強い。
「駆ドラマ決まったんだって??? 良かったな」
「ありがとう。 かなり久しぶりで不安しかないけど… でも衣装さんに絵那さんが居たから、ちょっと安心したー」
「おぉ!! 良かったじゃん、絵那さんとの距離詰めてこいよ!!」
何か耀は勘違いをしている気がする…
「いや、耀、別に俺絵那さんの事が好きって訳じゃないからね」
「分かってるってー」
からかうように答える耀に、もう何も言う気が起こらない。
衣装合わせと初顔合わせの日、雑誌の撮影以来に会う絵那さんに、耀から色々と言われた事もあり、変に意識してしまう自分がいた。
「絵那さん!! また絵那さんとお仕事出来て嬉しいです!!」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「俺ドラマ久しぶりだからめっちゃ緊張してるんすよー。 共演するの初めての人ばっかだし、絵那さん居てくれて安心しました」
でも他に知ってるスタッフの人もいないし、絵那さんが居てくれて嬉しいという気持ちは本当だし、素直にその気持ちは伝えておいた。
これからほぼ毎日撮影になる。
大学の講義を受け、新しいシングルのレコーディングやダンスレッスンもある。
大丈夫か、俺。
