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神様の願い事

第7章 謎のオバケ

《sideM》



和「だからさぁ、大野さんのloveは翔さんて事で決まりなんだよ」

潤「だろうね。あのお爺さんもそう思ってるみたいだし」


スタジオの駐車場で、相葉さんの車から降りてきた二人とバッタリ鉢合わせた。


雅「なのになんで翔ちゃんはあんなに自信無いんだろ。気付いてないのかなぁ」

和「アナタだってわかんなかったでしょ」

雅「俺? わかってたよ?」


鈍い鈍いと思っていた相葉くんが、まさかの“知ってました”宣言をした。


雅「見たらわかるじゃん」

潤「え、まじで」


俺だってなかなか核心を付けなかったのに、そんなにアッサリ分かっていたとは。


和「俺の事はわかんなかったのに?」

雅「へ?」

和「だってそうじゃん。俺と潤くんがデキてると思ってたくせに」

雅「あ、あれはその」

和「ふうん。リーダーの事はよく見てるんだね。俺の事は全く見てなかったくせにさ」


ニノが拗ねた。
相葉くんはそれを焦って取り繕うとするけど、ニノは既に別の事を考えているようで。


和「でもあの人、俺の事も好きだよ」

雅「えっ」

潤「だよね。それこそ見たらわかるじゃん(笑)」

和「潤くんの事も好きだよね」

潤「うん。愛されてる自信あるよ」


これなんだよな。だから核心をつけなかったんだ。
俺達に対する愛と、翔さんに対する愛。
それが同じなのか違うものなのかが分からなくて。


雅「そっ、そんな事言ったら俺だって」

和「愛されてるって?」

雅「あったりまえだよっ。だってリーダーいっつも優しい顔で俺の事見るもんっ」

潤「だね。あの人は相葉さんの事も大好きだと思うよ?」

雅「でしょっ?」

和「んな事言ってたら、やっぱわかんなくなってきたな」

潤「う~ん」

雅「でもさ、翔ちゃんとはキスしてたじゃん。俺達とはやっぱ違うloveなんじゃないかな?」

和「キス、ねえ」


ニヤリとほくそ笑むニノは、きっと悪い事を考えてる。
いたずらっ子のようなその笑顔、俺は何度でも見た事あるんだから。


和「じゃあ、試してみる?」


ほらな。


味方になれば面白いんだけど、罠に掛けられる方はたまったモンじゃない。


さて、誰が餌食になってるのか分かってるのかな?





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