神様の願い事
第1章 不思議な噂
《sideM》
潤「お先~」
はぁ、サッパリした。
シャワーを浴びて酔いも少し冷めた気がする。
潤「あれ? リーダー?」
返事が無い。
まさか寝たのかな。
潤「リーダー? 寝たの?」
昨日も呑んだ様だし疲れているのかもしれない。
もし寝てたら起こしちゃ悪いかと、俺はそっとベッドルームを覗いたんだ。
潤「リーダー…?」
そのベッドルームは淡い光を放っていた。
その光に映し出された影が、ベッドルームの床で揺らめいている。
潤「なんだよ、やっぱ猫飼ってんじゃん」
ゆらゆらと蠢くフォルムはまさに猫だった。
小さくて丸い身体に、しなやかで長い尻尾。
潤「…あれ?」
智「ん、どした?」
潤「猫は?」
智「猫?」
潤「今居たでしょ」
なんだよやっぱ飼ってんじゃん。
何も隠す事無いのに、なんてそっとベッドルームを覗いてみたら、そこには既に猫の姿なんて無かったんだ。
智「いないよ」
潤「え、でも」
猫の姿は見えない。
リーダーも猫なんていないと言う。
潤「おかしいな…」
智「まだ酔い覚めてないんじゃないの(笑)」
そうなのかな。
確かに居たと思ったのに。
潤「…で、それ何してんの」
智「ん?」
潤「素っ裸じゃん」
猫の変わりにそこには素っ裸になったリーダーがいた。
智「ああ、風呂、待ちきれなくて」
潤「だからって何も裸で待つ事無いでしょ(笑)」
智「んふ、入ってくる」
潤「子供かよ(笑)」
ケツをぷりぷりさせてリーダーは風呂に向かった。
そのままストンと抜け落ちた様な洋服の残骸が気になったけど、俺は笑ってリーダーの後ろ姿を見てたんだ。
潤「何だったんだろ、あの光…」
ひょいっと拾い上げたリーダーの抜け殻には、柔らかそうな黒い毛が付いていた。
潤「あれ、この毛…」
床に落ちていた毛がくっついただけという訳でも無さそうなその付き方に、俺はニヤリと笑ってしまった。
潤「ふうん…?」
リーダーは、何かを隠してる。
潤「お先~」
はぁ、サッパリした。
シャワーを浴びて酔いも少し冷めた気がする。
潤「あれ? リーダー?」
返事が無い。
まさか寝たのかな。
潤「リーダー? 寝たの?」
昨日も呑んだ様だし疲れているのかもしれない。
もし寝てたら起こしちゃ悪いかと、俺はそっとベッドルームを覗いたんだ。
潤「リーダー…?」
そのベッドルームは淡い光を放っていた。
その光に映し出された影が、ベッドルームの床で揺らめいている。
潤「なんだよ、やっぱ猫飼ってんじゃん」
ゆらゆらと蠢くフォルムはまさに猫だった。
小さくて丸い身体に、しなやかで長い尻尾。
潤「…あれ?」
智「ん、どした?」
潤「猫は?」
智「猫?」
潤「今居たでしょ」
なんだよやっぱ飼ってんじゃん。
何も隠す事無いのに、なんてそっとベッドルームを覗いてみたら、そこには既に猫の姿なんて無かったんだ。
智「いないよ」
潤「え、でも」
猫の姿は見えない。
リーダーも猫なんていないと言う。
潤「おかしいな…」
智「まだ酔い覚めてないんじゃないの(笑)」
そうなのかな。
確かに居たと思ったのに。
潤「…で、それ何してんの」
智「ん?」
潤「素っ裸じゃん」
猫の変わりにそこには素っ裸になったリーダーがいた。
智「ああ、風呂、待ちきれなくて」
潤「だからって何も裸で待つ事無いでしょ(笑)」
智「んふ、入ってくる」
潤「子供かよ(笑)」
ケツをぷりぷりさせてリーダーは風呂に向かった。
そのままストンと抜け落ちた様な洋服の残骸が気になったけど、俺は笑ってリーダーの後ろ姿を見てたんだ。
潤「何だったんだろ、あの光…」
ひょいっと拾い上げたリーダーの抜け殻には、柔らかそうな黒い毛が付いていた。
潤「あれ、この毛…」
床に落ちていた毛がくっついただけという訳でも無さそうなその付き方に、俺はニヤリと笑ってしまった。
潤「ふうん…?」
リーダーは、何かを隠してる。