
神様の願い事
第11章 オトコの役割
《sideM》
潤「え? リーダー?」
オフの日に、マネージャーから電話が掛かってきた。
潤「いや、知らないけど…」
確かリーダーもオフの筈だ。
だけど次の仕事の都合が変わり、その事を連絡しようとしたが捕まらないとマネージャーは言う。
潤「寝てんじゃない?」
そうは言ったものの、あの人朝は早いし休みだからってゴロゴロしているような人間でもない。
潤「ん、こっちも連絡してみるよ」
マネージャーもそれを知っているから“おかしいな”と俺に聞いてきたんだろう。
この時間ならニノと相葉さんはもう仕事に行っているか。
翔さんはどうだろう、まだ家にいるくらいだろうか。
潤「あ、もしもし翔さん?」
ひょっとして翔さんなら何か知っているかもしれない。
そう思った俺は翔さんに連絡をした。
翔『は? 智くんが、いない…?』
どうやら初耳だったようだ。
潤「いないって訳じゃ無いと思うんだけど、連絡が取れないらしいから」
翔『取れないってなに、どういう事?』
その返事から察するに、翔さんもリーダーの行方は知らないっぽい。
潤「まだ寝てんのかな。昨日は会ってないの?」
翔『ああ、夜ウチに来たけど…。でも、智くんならこの時間にまだ寝てるって事は無いんじゃ…』
潤「だよね…」
昨晩疲れさせたのなら寝てる事も有り得るかと思ったけど、翔さんの様子ではそんな事は無さそうだし。
潤「あ、悪かったね仕事前に。また何か分かったら連絡するから」
翔『いや、それは大丈夫だけど…。俺も、智くんにかけてみるから』
潤「うん、じゃあ仕事、頑張って」
知らなかったな。
それならわざわざ仕事前に心配させる必要無かったか。
だからマネージャーも翔さんには連絡しなかったんだろう。
という事は、ニノや相葉さんにも連絡はまだ行ってなさそうだ。
潤「寝てるだけならいいけどな…」
何故かモヤモヤする胸を抑え、俺はリーダーに連絡を取ろうと試みる事にしたんだ。
潤「え? リーダー?」
オフの日に、マネージャーから電話が掛かってきた。
潤「いや、知らないけど…」
確かリーダーもオフの筈だ。
だけど次の仕事の都合が変わり、その事を連絡しようとしたが捕まらないとマネージャーは言う。
潤「寝てんじゃない?」
そうは言ったものの、あの人朝は早いし休みだからってゴロゴロしているような人間でもない。
潤「ん、こっちも連絡してみるよ」
マネージャーもそれを知っているから“おかしいな”と俺に聞いてきたんだろう。
この時間ならニノと相葉さんはもう仕事に行っているか。
翔さんはどうだろう、まだ家にいるくらいだろうか。
潤「あ、もしもし翔さん?」
ひょっとして翔さんなら何か知っているかもしれない。
そう思った俺は翔さんに連絡をした。
翔『は? 智くんが、いない…?』
どうやら初耳だったようだ。
潤「いないって訳じゃ無いと思うんだけど、連絡が取れないらしいから」
翔『取れないってなに、どういう事?』
その返事から察するに、翔さんもリーダーの行方は知らないっぽい。
潤「まだ寝てんのかな。昨日は会ってないの?」
翔『ああ、夜ウチに来たけど…。でも、智くんならこの時間にまだ寝てるって事は無いんじゃ…』
潤「だよね…」
昨晩疲れさせたのなら寝てる事も有り得るかと思ったけど、翔さんの様子ではそんな事は無さそうだし。
潤「あ、悪かったね仕事前に。また何か分かったら連絡するから」
翔『いや、それは大丈夫だけど…。俺も、智くんにかけてみるから』
潤「うん、じゃあ仕事、頑張って」
知らなかったな。
それならわざわざ仕事前に心配させる必要無かったか。
だからマネージャーも翔さんには連絡しなかったんだろう。
という事は、ニノや相葉さんにも連絡はまだ行ってなさそうだ。
潤「寝てるだけならいいけどな…」
何故かモヤモヤする胸を抑え、俺はリーダーに連絡を取ろうと試みる事にしたんだ。
