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復活love【ARS.A】

第1章 ~好き~

「ねえ、今ってひま?」



柚希ちゃんは、僕に聞いた。






今、ちょうどひまだった。




本はあんまり好きじゃないし、

動物好きだけど飼ってないし。




だから、ちょうどよかった。




「うん、ひまだよ。」



僕はすぐ答えた。





すると柚希ちゃんが、

「良かった。来て。」

と、僕の手を引いた。




僕は何故か顔を赤くしていた。

別に、期待してたわけじゃない。



けど、何かあったらいいなって

結果的に期待している自分が居た。




だけど、

「押し相撲しよう。」



「え?押し相撲?」



「そう、押し相撲。」

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