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腹黒ドS王子の愛する人2

第3章 亀裂














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「よしっ、風呂はいろ!」



溜まっていた仕事を終わらせた時には既に22時。





俺は体を伸ばして風呂に入る準備をしようと立ち上がるとガチャリと玄関から音がした。







「ただいま。」








この声は、秋夜が帰ってきた!





パタパタと急いで玄関に走ると、そこには酔いつぶれたのであろうオリバーさんを肩に担ぐ秋夜の姿。







「悪い、水くれないか?」



「え、うん。」






急いで水をコップに入れて既に寝室へと移動した秋夜にコップを渡すとオリバーさんを抱き起こして水を飲ませる。










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