テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人2

第3章 亀裂

始めて耳にする衝撃の事実。




「本当は、お前を第一に守りたい。俺の腕の中でずっと笑っててくれたらそれでいい。でもダメなんだ。」





苦しそうに、何かが溢れるのを止めるように秋夜の腕がきつく俺に巻きつく。







「俺はいずれ何人もの人達を雇う身になる。一社員ならまだしも、俺は会社のトップになるんだ。私事でその人たちを路頭に迷わすわけにはいかない。」
























「もう俺個人の考えで、お前を守れない。」







ストーリーメニュー

TOPTOPへ