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気づいて…

第1章 黄×緑


「あいばかさーん」

「わぁ、にのォ~!!」

こいつはいつも俺が呼ぶと
こんなテンションで抱きつこうとする。

だから、俺は振り回されっぱなしだ。

「にのォ~」

「やめろっ…」

ちょっといつもより強く手を払った。

そしたら、相葉さんの顔が少し曇った。

こういう顔されるから、
俺は、この人に弱い…

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