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短編集2

第5章 美形×平凡特集

「聖はやっぱり俺のことが怖いか?」


「えっ......?」





そう言うと礼央は俺があげたライターを取り出して愛おしそうに撫でた。





「今まで、聖のこと大切にしてやれなかったから。」



「礼央.....」



「最近、俺の家に入る時いつも怖がってる。やっぱり不安か?」





ばれてたんだ......





「礼央のことは、信じたい。でもやっぱり恐いんだ.......何で、俺みたいな奴が礼央に選ばれたのか、わからなくて......」




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