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短編集2

第5章 美形×平凡特集

ごめん、と悲しそうな笑顔を浮かべて礼央が俺に謝る。




確かに、礼央が今まで俺にしてきたことは世間一般にみたら最悪なことだろう。




それでも、こんなにおもってくれてる.....







確かに怖い.....




でも、愛したい。







「礼央、好き......」



唐突な俺の告白に綺麗な瞳をこれでもかと広げ、そのあととても嬉しそうに礼央が笑った。




そう、これが見たかったんだ。





ほかのひとには見せない、礼央の素顔。








「俺も、聖のこと好きだよ。」



気持ちがこもった啄ばむようなキス。



それは段々深くなって.....

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