フツウノ異能
第2章 フツウノ学園
...と、説明的振り返りをしている間に学園に着いてしまった。
学生寮だから遅れる距離でもないし当然か...。
「おはようございーます!!」
校門のところで風紀委員の先輩が満面の笑顔で挨拶している。
「おはようございます」
「おはよーございます!!新入生かな、はやいねー!」
ふむ、どうやら私にも若々しさが溢れていたらしい。
ちょっとにやけてしまった。
「新入生は体育館集合ですよね、誘導している生徒がいるのでそれにしたがって速やかに移動してください」
となりのクール眼鏡が淡々と告げた。
「はい、ありがとうございます」
さっさと、席について同級生どもの顔でも眺めていよう。
私は校門に一歩を踏み出して
「入学おめでとう」
自分に言い聞かせるように小さく呟いた。
学生寮だから遅れる距離でもないし当然か...。
「おはようございーます!!」
校門のところで風紀委員の先輩が満面の笑顔で挨拶している。
「おはようございます」
「おはよーございます!!新入生かな、はやいねー!」
ふむ、どうやら私にも若々しさが溢れていたらしい。
ちょっとにやけてしまった。
「新入生は体育館集合ですよね、誘導している生徒がいるのでそれにしたがって速やかに移動してください」
となりのクール眼鏡が淡々と告げた。
「はい、ありがとうございます」
さっさと、席について同級生どもの顔でも眺めていよう。
私は校門に一歩を踏み出して
「入学おめでとう」
自分に言い聞かせるように小さく呟いた。