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幼馴染みと俺

第4章 京都1日目


湊「それにしても高校生になってみんなで温泉に入る日がくるとはね」

郁「思ってもなかったよな」

脱衣所でそれぞれが話しているなか服を脱ぎ始めるとやけに感じる視線

愁「え、なに…?」

晃「お前意外と筋肉ついてんだな。ただのチビだと思ってた」

チビっていうけど俺とお前身長同じだからな?
つーか、ほかのヤツらがデカイだけで決して小さい方ではない。176あるんだぞ

晃の言葉に不満を持ちつつも大して気にせずにいるといつの間にか背後にまわった圭が俺の腹筋を手でなぞる

愁「うぁっ…!ちょ、圭っくすぐってぇ////」

郁「おい愁。お前どこからそんな声だした。顔赤くしやがって誘ってんのか?」

愁「なっ!これは圭がいきなり触ってくるから!」

龍「俺が上手な誘い方教えてあげようか?」

スッと俺のズボンの中に手を入れてきた龍司

愁「!てめ、ふざけんなどスケベ!!」

反射的に龍司から離れてそのまま足をあげて…

股間を蹴り上げてしまった

龍「うっ…!」

愁「やべっ」

湊「うわー痛そ」

郁「今のは龍司が悪い」

いくら龍司が悪いと言っても男の大事な部分を蹴り上げてしまったことに罪悪感を感じるわけで…

愁「だ、大丈夫か…?」

龍「愁が俺のをいい子いい子してくれたら治る」

愁「しね」

あー心配して損した!!
あんなやつ置いてく

中に入ると俺と龍司以外は既に温泉に浸かっていた

郁「龍司のやつどうだった?」

愁「あんなやつ知らね」

晃「あ、龍司」

龍「愁ー怒んなって」

普通なら龍司が怒るべきとこなんだろうけどさっきのは腹立ったからしばらく無視だ無視


それから10分くらい経ったころ、隣の圭に異変が起き始める

圭「熱い…」

愁「そりゃ温泉…って、顔真っ赤じゃねーか!のぼせてんだろ!ほらもうお前はあがれ!俺も行ってやるから」

真っ赤な顔で軽くめまいを起こしている圭を半分引きずる状態で連れて行く



その頃…

郁「圭のやつ絶対わざとのぼせるように肩まで浸かってやがったな」

湊「やられたなー」

晃「…お前ら全員愁のこと狙ってんの?」

「「「当然」」」

心の中で密かにヤバイと感じていた晃だった

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