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幼馴染みと俺

第2章 これが日常


時は流れ放課後

HRを終えると俺と圭は所属している写真部の部室へと向かった

もちろん部員のメンバーは…

龍「やっと来たなー。寂しくてお兄さん死にそうだった」

愁「あれ、他のやつらは?」

龍司が何か言ってたけど無視だ無視

近くのイスに腰掛け机に置かれているお菓子に手を伸ばす

龍「しゅーうー。無視は悲しいぞ」

いつの間に背後に回ったのか、後ろから首に腕がまわされる

愁「龍司ウザイ」

龍「こうでもしないと相手してくんないからな!」

圭「…龍司は愁のこと好きなの?」

なっ、圭のやついきなり何言って…

龍「好きだ」

愁「お前なあ。好きとか軽々しく言ってんじゃねーぞ」

とか言っておいてなんだけど俺昼休みに湊に好きって言ってたな

龍「冗談に見えるか?」

龍司の顔を見るといつもの余裕に満ちた表情はなく、真っ直ぐに俺を見つめる真剣な表情をした龍司がいた

愁「えっ……と…」

郁「うーっす……っておいおい待てやゴラ龍司ぶん殴るぞ!!!!」

龍「…なんてな、そんな顔すんなって!冗談だ」


冗談……か。

チラッと龍司の方を見るといつもの表情に戻っていた

…本当に冗談……だよな?

冗談と口にしたときの龍司は少し悲しそうに見えたのは俺の気のせい…?


しばらく考えたものの自分ではどうしようもないことだと思い、あえて考えないようにした


しばらくすると遅れて湊、晃がやって来て部活…という名のお菓子パーティーが始まった

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