方位磁石の指す方向。
第6章 scene 5.5
大野side
顔がどうしようもなく熱い。
ドキドキしてる。
すごい。
隣に雅紀がいて、
俺今幸せなんだよね。
ていうか、それよりも
繋がった手が雅紀から借りた
コートのポケットに入ってて。
そのシチュエーションに
どうしようもなく
興奮してしまっている自分がいる。
…もう、ほんとに。
雅紀はドキドキさせる
天才だよ…。
「あ、智んち見えてきた。」
「…やだ。」
「え?」
「まだ帰りたくない…
もっと雅紀といたいよ…」
「でもほら、テスト期間だし。」
「やだ、やだ!」
「…じゃああと30分だけね。
いい?」
「うん!」
こういうところ、
雅紀はわかってくれる。
それがすごい嬉しい。
俺のことを
わかってくれる雅紀が
俺は本当に大好きなんだ。
顔がどうしようもなく熱い。
ドキドキしてる。
すごい。
隣に雅紀がいて、
俺今幸せなんだよね。
ていうか、それよりも
繋がった手が雅紀から借りた
コートのポケットに入ってて。
そのシチュエーションに
どうしようもなく
興奮してしまっている自分がいる。
…もう、ほんとに。
雅紀はドキドキさせる
天才だよ…。
「あ、智んち見えてきた。」
「…やだ。」
「え?」
「まだ帰りたくない…
もっと雅紀といたいよ…」
「でもほら、テスト期間だし。」
「やだ、やだ!」
「…じゃああと30分だけね。
いい?」
「うん!」
こういうところ、
雅紀はわかってくれる。
それがすごい嬉しい。
俺のことを
わかってくれる雅紀が
俺は本当に大好きなんだ。