思春期なのです。
第1章 いきなりっすか
ある日の昼下がり。今日はバイト入ってないし久々に愁の家でゲームしたいなーなんて思い立ってTVにかじりついてコントローラーを操作していたとき。
「…好きなんだけど」
ぽつり、唐突に放たれた言葉。
え?となりつつも必死だったあたしはこのゲームが好きってことかそうか昔っからやってるもんねーなんて呑気に考えてたらなんとこいつはあたしのことが好きだと言ってきた。
コントローラーがゴトンと落ちる。
これはちまたで噂の告白と言うものだろう。愁とは幼稚園からの幼馴染でよく一緒に遊んでいた仲。そんな彼があたしに恋心を抱いていたと。
なんの乙ゲーだろうか。
「亜紀は、俺のこと好き?」
いつも通り表情は固い。だけど声はわずかに震えていた。愁は緊張しながら気持ちを伝えてくれている。
あたしは…混乱していた。
愁のことは好き。でもそれは異性としてなのかはわからないんですよ畜生少女漫画でも読んどきゃよかったかも。
「…好きなんだけど」
ぽつり、唐突に放たれた言葉。
え?となりつつも必死だったあたしはこのゲームが好きってことかそうか昔っからやってるもんねーなんて呑気に考えてたらなんとこいつはあたしのことが好きだと言ってきた。
コントローラーがゴトンと落ちる。
これはちまたで噂の告白と言うものだろう。愁とは幼稚園からの幼馴染でよく一緒に遊んでいた仲。そんな彼があたしに恋心を抱いていたと。
なんの乙ゲーだろうか。
「亜紀は、俺のこと好き?」
いつも通り表情は固い。だけど声はわずかに震えていた。愁は緊張しながら気持ちを伝えてくれている。
あたしは…混乱していた。
愁のことは好き。でもそれは異性としてなのかはわからないんですよ畜生少女漫画でも読んどきゃよかったかも。