テキストサイズ

思春期なのです。

第4章 朝ですよー

ふと目を開けたときはもう朝になっていた。

久々に熟睡できたな。

布団の中で大きく伸びてみると、愁に抱き締められていることに気づいた。

そうだ、あたし昨日…。

思い出すとカアッと顔が赤くなって恥ずかしくて、腕から離れようと身をよじっても効かない。

なに、起きてんの?

いや寝てる。

すやすやと呑気に寝てるのに力強すぎだろ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ